20歳女性 初めてのアパレル業にて。
ハタチの頃に、某外資系のアパレルブランドの販売や接客のお仕事をしていたものです。
場所は六本木でした。
実は外資系のブランド、特にハイブランドはいじめがひどいようです。
私のいたお店では、店長が癖の強い方でした。
いちいち言い方がきつく、鼻につくような嫌な言い回しをする人で、新人はみんなそれに嫌気がさしたのかやめていきました。
私はそういったことにムカつきながらも、他人の影響で自分がしたい仕事をやめるのは癪なので、耐えていましたが、だんだんとこの業界のことがわかってきて最終的にはキャリア形成のためにやめました。
店長の年齢は知りませんが、おそらく40代後半くらいかと思います。
結婚はしていないようで、更年期なので日によって気分のムラが激しく、他のスタッフに八つ当たりをするような人です。
特に、若くておしゃれで可愛いタイプの子には嫉妬からなのか、特に気に入らないみたいであたりがいっそうきつい苦なりがちです。
以前は他のハイブランドにも勤めていたみたいですが、
その頃の話を聞くと、そのお店でもいじめがあったとか。
内容としては、新人に仕事を教えないとか無視をするだとか
そういった、呆れてしまうくらい幼稚で馬鹿げたことでした。
情けないな、と第一に感じました。
いい歳した大人が、他人に突っかかり、足を引っ張ろうとする様は醜いし、無意味で、あほらしく、はっきり言って無様です。
でも、そんな人たちが意外にも多いようです。
私はその時ハタチになったばかりで、大人でもあるけど、子供であった時間の方が長い、まだ経験や知識の浅い人間でした。
そんな私からすると、無条件で大人ってかっこいいなと思っていたものでした。
そんな幻想を見事にぶっ壊してくれましたね。
大人になろうがならまいが、駄目なヤツはいくらでもいるものだということを。
ああはなりたくないと思いましたし、でもそこから数年経った今、替わりに素敵だなと尊敬できる大人にも出会えました。
いい教訓になったと言い聞かせて、存在自体を早く忘れようと思います。