42歳女 子供服のセレクトショップは楽しいけれど、作業は多い

 現在、私は百貨店に入っている子供服のセレクトショップでアルバイトとして働いています。

 これまでは主に婦人物のファッション雑貨(スカーフ、帽子、バッグ、靴など)を中心に仕事をしてきたので、同じファッションに関わる販売でも、アパレルよりは雑貨の方が向いていると思ってきました。
もともとはラッピングが好きで販売の世界に入り、次第にディズプレイやギフト提案なども得意になっていったので、転職するにあたってそれらを活かせる分野として子供服を選びました。

 過去には短期のお仕事で婦人服の販売もしたことがありますが、年々店頭でのお買い上げ、正規の値段でまとめ買いされるお客様は減っていると感じています。
百貨店や自分が欲しいと思えるようなブランドでは特に。

 その中で個人に課される売り上げ目標をいかに達成できるか。
それを考えた時に、自分に合っている現場だろうかと疑問を持ちました。
ファッションには興味があるけれど、婦人服という分野ではどうだろう…?と。

 そんな風に悩んでいるとき、求人サイトを見ていると、子供服での求人が増えてきていることに気づきました。
幼児教育の教室が年々増えていることでも分かるように、子供の数が減少している現代だからこそ、子供や孫のためにお金をかける大人が多いのだと思います。

 子供服の販売経験はない状態でしたが、この分野ならファッションコーディネイトだけでなく、自分の得意なギフト提案やラッピングも大いに活かせる!と思い、新店舗立ち上げのスタッフを募集していた今春から今の会社にお世話になることにしました。

 実際に働いてみて感じたことは、百貨店で、しかもセレクトショップだと、接客よりも何かしらの作業に追われることが多いという、販売員としては少し残念な状態にあることです。

 まず、各ショップごとにレジがあり、金銭管理に神経を使うところ。
更に、外商のお客様や株主さまの割引など、レジ操作のややこしい部分を、レジの研修も受けないままでいきなり本番を迎えるプレッシャーに日々さらされています。
後は、取引先の数だけ売り上げ報告や値下げの作業があるということ。
これは、自社ブランドのみの店舗に比べると、大変骨の折れる作業です。

 その一方、良かったと思えるのは、いろんなテイストの商品を扱っているため、お客様に提案できる商品の数も多く、接客が楽しくできるところ。
そして、個人の売り上げを厳しくチェックされるというのではなく、みんなで協力して、販売・レジ・検品などを行っていく会社の方針なので、スタッフ同士の仲が良く、人間関係でのストレスがないところです。

 アパレル販売とひとくちに言っても、いろんなジャンルがあります。
高級店からファストファッション、婦人・紳士、そして子供服まで、それぞれに特徴があり、求められることも違うと思います。
これからアパレルに挑戦しようと思われている方は、高級感あふれる場所で接客力で販売したいのか、ギフト提案やディスプレイを工夫して売り場を盛り上げたいのかなど、ご自分の目指すものや得意分野を今一度考えてみて、その上で方向性を絞っていかれたらいいのではないかと思います。