50歳、婦人服メーカーでの接客販売、ストレスも多いです。

大手百貨店内に出店している婦人服のメーカーで働いていました。
25歳の時に働き始めて、店舗は何度か変わっていますが、50歳の今もアルバイトで週数日、働いています。

販売の仕事には、何の資格も必要ありません。
特別なスキルもいらないうえ、常時人手不足で常に、どこかのメーカーやブランドが販売員の求人を出しています。

私も、これといった資格はなく、ただ、それまでも接客業に従事していたので、同じ「接客」だからと深く考えずに、この仕事を始めました。

私自身は洋服を購入する時は、本当に何かを買いたい時、必要な時で、暇つぶしに試着したりという事はしません。
が、実際に働いてみると、この暇つぶしや「冷やかし」が多い事に驚きました。

百貨店内の店舗には、それぞれに1日の予算が組まれています。
もちろん全日、達成できる訳ではありませんが、その予算を目指してスタッフは接客販売に従事しています。
1枚のスカートを購入するのに、2時間近く試着質を陣取って、散々あれこれ試着し、「じゃあ、お取り置きしておいて下さい」。
こうした方は、もう絶対に店にはやってきません。
2時間の暇つぶしをして帰って行っただけです。

この間に他にお客様に接客していたら、何か売れたかもしれないなと後悔します。

中でも一番辛かったのは、自分買いです。
お店や、一緒に働いている店長の人柄にもよりますが、「もう少しで予算達成できる」逆に「売り上げが悪すぎる」時は、自分で、その店の商品を購入しなければなりませんでした。

アパレルショップには洋服だけでなく、アクセサリーなども小物も置かれている店が多く「サイズが合わない」のであれば「小物」を買って、「予算に責任を持って」と言われます。

ある月は月収の3割を自分買いしていて、何のために働いたのだろうと、この仕事と職場を選んだ事を後悔しました。

販売は資格も必要なく基本的に誰でもできる仕事なので、入るのは簡単ですが、お客様は本当に我儘で自分勝手です。
ちょっとした事で百貨店の「お客様相談室」にクレームの電話を入れてきたりもします。
それ自体は仕事ですから仕方ないとしても、売上の責任まで自分のお金で取らなければならないという店舗もあるので、お店を決める時は、そうした事も事前に、しっかり確認しておくのが良いかと思います。