33歳 女性 アパレルショップで働いて得たこと

30代女性です。

20代のころなので10年ほど前になりますが、飲食以外の接客業に携わってみたいと思い、某有名アパレルショップに応募しました。

かなりブラックだという噂が絶えない会社でしたが、当時住んでいた土地が田舎だったこともあり、勤務している人もそんなに厳しくないだろうと、軽々しい気持ちで応募、入社が決まりました。

参考:実録!ブラック企業辞め方

しかし、働き出してみると動作の一つ一つに時間制限や細かい動きの指定があり、マニュアル通りに動くことをほぼ強制されていました、また、体育会系のノリなのか叱咤激励が飛ぶ場面が多く、インカム越しで怒られることや、小言を言われることがとても多かったです。
自分が仕事ができないからというのが大きな原因ですので、仕方ないことなのですが入社当初から、ある程度の完璧を求められる環境が初めてだったこともあり、困惑したことを覚えています。

レジに立つ際、フロアに立つ際にもちょっと気を抜いたり、忙しそうな顔になると「笑顔が足りていない」と注意されることも頻繁にありました。

また、商品のたたみ方や見せ方、新商品の知識やセール品のインプット等毎日覚えることが膨大だったため、勉強をしている時間も多かったように思います。

現在はアパレルとは関係のない仕事をしていますが、結果としてこの仕事を通して、
お客様の前に立つときに大切な意識や、商品を購入してもらうためにはどうすればいいのかを考えるスキルが磨かれたように思います。

商品の話をするだけでなく、店舗から出るまでいやな気持にさせないようにするには
きれいに商品が袋詰めされていることや、レジ対応を行っている人間までが姿勢よく笑顔で対応することが求められるということを意識して仕事をしておりましたので、接客について、より深く考えるきっかけになったように思っています。

また、一緒に働いていたスタッフ皆様もすごく厳しかったのですオンオフの切り替えがうまいのか、プライベートでは優しい方や親身にお話しを聞いてくださる方が多く、それだけ必死にならないといけない業務だったことが後になって分かりました。

普段ショップに行っても気づかないことが多いですが、商品を一つ探すことや常に同じ姿勢で接客できることというのが、どれほどの努力量のもとに成立しているのかを感じることができた貴重な体験でした。